2016/04/04

単品通販ビジネスで導入すべきショッピングカートシステムの賢い機能

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「そもそも単品通販ビジネスでどんな機能が必要か?」

健康食品や化粧品通販で成功するために、もはや必須と言える定期購入。

単品通販ビジネス、定期購入を取り入れたいと思っているが、どんなカートシステムを選べば良いのか分からない、と悩んでいる方はぜひご覧ください。

このページを読めば、正しいカートシステムの選定ができるようになるでしょう。

ネットショップにおける単品通販ビジネスとは?

単品通販という言葉を聞いたことがあるでしょうか?通販のビジネスモデルには大きく分けると単品通販と総合通販の2つの形態があります。

単品通販とは文字どおり、商品や取り扱うジャンルを限定する方法です。反対に総合通販とはジャンルや商品を絞らず幅広く取り扱う方法です。

ECの世界では戦国時代の戦の陣形に例えて、鶴翼(かくよく)魚鱗(ぎょりん)などと例えられることもあります。

それぞれの形態に違った特徴があり、マーケティングの手法にも違いがあります。

総合通販と呼ばれる形態では、一言でいえば商品の網羅性、商品点数の多さが重視されます。ショッピングモールに出店する場合でも自社サイトを利用して販売を行う場合でも主な顧客の流入先は「検索」が主なものとなります。そのため、商品点数が多くジャンルの幅が広いほどより多くの検索にヒットしやすくなり、結果的に閲覧される機会が増えることになります。

したがって、1つ1つの商品やジャンルにこだわるよりも新しい商品を少しでも多く仕入れサイトにアップすることがメインとなるため、サイトのコンテンツに興味を持ち購買してくれるコアなファンを作りにくくなってしまいます。

また、多数の仕入れ先を開拓し、在庫をストックしておかなければいけないため、かなり高額な資金が必要となる他、ある程度の規模までサイトを広げるまでに多大な時間がかかってしまいます。

単品通販は総合通販の真逆に当たる方法で、1つのジャンルに特化していくことでコアなファンを作り、顧客と長期的な関係を築いていく方法です。総合通販とは違い、商品点数は少なくても成立するため低予算でビジネスをスタートさせることが可能です。

また、1つのジャンルに特化していくと必然的にサイトの専門性は増し、その結果、コアなファンが作りやすく、リピート購入の多いサイトを作ることができます。

しかし、デメリットもあり、1つのジャンルに特化するということは顧客流入の間口を狭めることにもなります。そのため、ビジネスのリリースまでに徹底的なリサーチを行い、魅力的なコンテンツ作りを行うことができなければ、全く商品が売れないという状態になりかねません。

特定のジャンルで専門性を深める単品通販は低予算で始められ、長い付き合いになるコアなファンを作りやすいと同時に、事前のマーケティング分析がとても重要な通販形態なのです。

ショッピングカートシステムとは?

ECサイト構築のためにはショッピングカードは必須のシステムです。

ショッピングモール内に出店する場合、モールのカートシステムに依存することになりますが、自社サイトの場合は自由に選択することができます。

ショッピングカートシステムには様々なものがあり、取り扱うジャンルや商品の特性に合わせ適したものが必要となります。ショッピングカートの選択を間違えると購入直前の離脱率が上がったり、機会損失に繋がるリスクが高くなるため、ショッピングカートシステムはネットショップ運営において最も重要なシステムと言っても過言ではありません。

ショッピングカートシステムにはオープンソースタイプなものや、簡単な操作で利用開始できるASP(アプリケーションサービスプロバイダ)など幾つかの種類があります。また、近年簡単にHPの構築ができるとして多くの方に利用されているWordPressがありますが、WordPressにも無料で、簡単なカスマイズに対応しているショッピングカートプラグインが存在しています。ECサイトの立ち上げ直後などはこのような無料サービスを利用しても良いでしょう。

しかし、規模が大きくなるにつれ、無料のものでは機能面やサポート面で対応仕切れなくなりますので、オープンソースタイプやASPに切り替えたり、上位サービスにアップグレードしたり、必要に合わせて自社開発することなどが必要になってきます。

単品通販ビジネスで必要なカートシステム機能

具体的にどんな機能がカートシステムに必要なのでしょうか?

大きく6つに分類したので全体像をご確認ください。

1. 商品管理機能
2. 成約率が高く、アップセルもできるカートシステム
3. コールセンター受注機能
4. リピートを最大化させる顧客フォロー機能
5. リピート通販ならではの分析機能
6. 決済、出荷管理機能

それでは、早速説明をしていきます。

① 商品管理機能

② 成約率が高く、アップセルもできるカート機能

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カートシステム選びでは、ただ定期注文を受けられるだけでなく、
・カゴ落ちが少なく成約率を高くする機能
・サンプル商品購入者を定期購入へアップセルする機能
など、販売強化の機能が必須です。

特に、ここ1~2年の単品リピート通販では、いかに初回から定期購入に入って頂けるか?が成功の鍵なので、カート内アップセル機能は絶対にご確認ください。

後悔の無いカートシステム選びにはカートシステム会社への問い合わせ以外にも、そのカートシステムを実際に利用している企業の商品をパソコン、スマートフォン端末で実際に購入してみて、どのような申し込みの流れになっているか、また通常購入をしようとした場合のアップセル機能の有無を確認してみると良いでしょう。

③ コールセンター受注機能

 

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見落としがちな電話対応ですが、成功しているネットショップは、電話受注・コールセンター運営に力を入れています。なぜなら、成約率やリピート率の数字に大きく影響しているからです。

そこで、カートに必要なのがコールセンター受注機能。社内・外注どちらのコールセンターでも、顧客情報や過去の注文履歴・応対履歴を確認しながら、注文を受けられるようにする機能です。

定期購入の場合、注文停止やお届け日の変更など、既存顧客からの問合せが多いため、この機能の有無により、成約率やリピート率に大きく差がでます。

しっかりとチェックしておかないと後で対応をしていなかったということが出やすい機能でもあります。

④ リピートを最大化させる顧客フォロー機能(ステップメール等)

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定期を取り入れたからといって、即定期購入してはしてもらえません。むしろ何もしなければ、ハードルの高い定期購入はせず、サンプル商品や通常商品のままです。

そんな定期購入をして頂くには、サンプル・通常商品から定期購入へ引き上げ、定期購入後に毎月続けてもらう、2つの施策が必要となります。

具体的には、ステップメールやダイレクトメール(DM)、アウトバウンドなどを組み合わせ、最適なマーケティングシステムを作る必要があります。

⑤ リピート通販ならではの分析機能(広告/顧客)
単品リピート通販、特に定期購入においては、一般的なEC・ネット通販とは異なる分析が必要です。

具体的には、

・LTV(顧客生涯価値)   ※媒体別LTVなども分析必要
・定期購入の各回継続率

などのリピート数字を細かく分析します。
その数字を見て、マーケティングのPDCAを回していきます。

⑥ 決済、出荷管理機能

クレジットカード使えないメイン

そして、最後は決済・出荷の管理機能です。
単品リピート通販・定期購入では、継続課金に対応した決済が必須です。
クレジットカードの継続課金は対応したカートシステムが増えていますが、意外と見落としがちなのがコンビニ後払い。

例えばNP後払いの場合、
「取引情報の登録」→「与信結果の受取り」→「配送伝票番号登録」を都度行う必要があり、意外と手間がかかります。毎日1時間以上かかっているネットショップもあります。

ただ、NPコネクトプロに対応していれば、自動的に上記処理してくれるため、格段に日々の業務効率はアップしますので、クレジットカードだけでなくコンビニ後払い対応状況も確認すると良いでしょう。
また、出荷処理についても、新規とリピーター・定期のお届け回数ごと、など同梱物を顧客ごとに分けるピッキングリスト出力や納品書作成、出荷データ作成の機能などにより、毎日の出荷管理業務の効率に大きく差がでますので、ここも詳しく確認ください。

④のフォローと⑤分析機能については、将来自社のマーケティングプランに合わせて別のシステムを併用することが想定されます。その時のための拡張性チェックとしてデータの出力ができるのかなども見ておくと良いでしょう。

単品通販ビジネスで導入すべきカートシステムの賢い機能

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ネットショップは実店舗のように、お客様の顔や声から体調や気分を読み取りながらコミュニケーションを行ったり、商品の提案を行ったりといったことはできませんが、データをカートシステムに蓄積し、活用できる点に強みがあります。

会員登録時や購入時の顧客情報、またはコールセンターへお電話があった際の会話の履歴などを保持し、その顧客情報に紐づく各商品の購入履歴を細かく管理することができます。

このデータを分析・活用することで、顧客の嗜好や消費のタイミング・必要な分量の予測が立てられ、顧客へ最適な提案ができるようになります。

つまり、マーケティング効果を上げるためには、

A.「データをどこまで取ることができるか」
B.「分析がどこまでできるか」
C.「分析結果に対してアクションが取れるか」

この3つの機能の有無とそれぞれ連携がしているかをチェックしておきましょう。

◆3つの機能が揃った場合の活用ストーリーをご紹介

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一例として、この3つの機能が連携していると下記のようなストーリーを立てたマーケティングが行えます。

(データ)1月が誕生日のお客様はクリスマスと正月のお祝いが一緒になっていて寂しい思いをされているのでは?(誕生日を取得している)

誕生日プレゼントを送ろう

(分析)購入回数に応じてプレゼントの種類を分けよう
購入1回~3回のお客様と購入4回目以上のお客様では可能ならば別の内容で

(アクション)
・購入1回目~3回目のお客様へは■■■■クーポンを発行
(①クーポン発行機能)
・メールで送付
(②分析データの出力、まあはメール配信機能)
・購入4回目以上のお客様へは■■■■クーポンと更に優待特典として次回お届け時にお届け商品を更に1つプラスしてお届け
(③次回のみ配送指示機能)

このように3つの機能が連携していると、取得データを切り口に分析機能で対象条件を更に深掘りし、その対象となる顧客へ向けたアクションを実施することができます。

さらに最先端のネットショップでは、カートシステムが取得できない購入前のデータ(ECサイト内の訪問回数、閲覧時間、サイト内の検索データなど)も取得し、顧客の求める情報の提供に注力しております。

例えば、「ヒキアゲール」という購入前後のデータを活用できるマーケティングツールがありますが、サイト訪問回数や購入回数に応じて、ECサイトに表示するバナーを変えるなどを行うことで、成約率を高めることができます。

単品通販のカートシステムサービスを徹底比較!

単品通販向けのカートシステムは単品通販向け、総合通販向けなど様々なサービスが存在します。

両者の大きな違いは、決済完了までのフローにおいて定期購入につなげるフローが充実しているかどうかにあります。

実際にショッピングカートシステムを導入する中でこのような特徴を抑えて比較検討することが重要です。

今回は、単品通販に特化し、導入に手間がかからないASPタイプのショッピングカートサービスの特徴を比較してみました。

比較サービスは

  • たまごリピート
  • リピスト
  • 侍カート
  • リピート
  • 楽々リピート

の5サービスです。

-たまごリピート

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たまごリピートは単品通販向けのカートシステムの中では、価格、機能などの面で非常にバランスの取れたサービスと言えます。

例えば、単品通販向けカートに重要な定期購入への誘導や顧客の操作性などはもちろんのこと、顧客ユーザビリティを向上させるコールセンター対応、ステップアップメールなども充実しています。

これからカートを導入するという方に一番におすすめしたいショッピングカートシステムだと言えます。

初期費用

月額費用

無料プラン

(期間)

機能性

デザイン自由度

スマホ・モバイル対応

69800円

4,9800円~

定期対応(アップセル)

コールセンター対応

ステップメール

CRM分析

 

-リピスト

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リピストは単品特化の中でも価格と配布会カートに特化したサービスとなっています。配布会とは、定期購入が毎月同じものを届けるのに対して、毎月違うものを届けるサービスになっており、定期購入だけでは長期的に売り上げを作りにくい商材を扱っている方におすすめです。とは言え、毎回商品を変えて顧客満足度を維持するのも簡単なことではありませんのである程度、運営経験のある方向けのサービスと言えます。

初期費用

月額費用

無料プラン(期間)

機能性

デザイン自由度

スマホ・モバイル対応

29800円〜(プランによって変動)

14800円〜

毎月2社限定、スタンダードプラン月額使用料無料

定期対応(アップセル)

ステップメール

CRM分析

◯レスポンシブ

 

-侍カート

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侍カートは価格にこだわったサービスとなっており、同様のショッピングカードシステムの中では圧倒的な低価格を実現しています。また、無料利用期間などを用意しており手軽に導入できるショッピングカートシステムです。

しかし、それぞれの機能の質や拡張性は価格相応な部分があります。そのため、長期的な運用ではなく手軽さや価格を重視する方におすすめです。

初期費用

月額費用

無料プラン

機能性

デザイン自由度

スマホ・モバイル対応

3,180円

2,400円~

◯※申し込みから1ヶ月

定期対応(アップセル)

ステップメール

CRM分析

 

-リピート

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リピートは単品購入から定期購入にアップセルすることに重きをおいたショッピングカートとなっています。搭載される機能には業務効率化やマーケティング分析のオートメーション化を促進するものが多く、すでにある程度の実績がある中級ショップがサービスのレベルを上げていきたいというシュチュエーションに適したシステムです。

そのため、これからショップを始めたいという方には複雑な機能が多く使いこなせない場合もあります。

初期費用

月額費用

無料プラン(期間)

機能性

デザイン自由度

スマホ・モバイル対応

59800円

59800円

定期対応(アップセル)

コールセンター対応

CRM分析

 

-楽々リピート

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楽楽リピートはCRM分析に特化したショッピングカートです。たまごリピートなどで実装されている電話との連携などはありませんが、顧客の状況を把握するための機能や、管理レベルに合わせたフォローを実現しやすい支援ツールが豊富に揃っており、データ分析機能が充実しています。データ分析を重視したいという方におすすめのショッピングカートです。

初期費用 月額費用 無料プラン(期間) 機能性 デザイン自由度 スマホ・モバイル対応
68000円 49800円〜 定期対応(アップセル) CRM分析 <

初めての導入なら機能のバランス、拡張性に優れた「たまごリピート」がおすすめ!

5つのショッピングカートシステムを比較、紹介いたしました。

サービスごとに特徴は様々ありますが、初めてのショッピングカート利用なら全てにおいてバランスがとれ、電話との連携機能を持った「たまごリピート」をおすすめします。

やはり初めてショッピングカート導入では、わからないことも多いと思います。その点、たまごリピートはそもそも機能自体の操作性がよく、電話、メール、セミナーなど運営者を支援するサポートも充実しています。

ショッピングカート選びに迷った場合は、たまごリピートを選びましょう。

低価格カートシステムとの機能性で差が出るのはここ!

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無料~低価格のカートシステムは比較的小規模のネットショップを対象としているケースが多く、その多くは新規購入に特化した機能に限定されていることが多いのですが、単品リピート通販で売上を上げるために欠かせないのがLTVです。いかに顧客に満足していただき、リピートして頂けるか、が重要です。

そこで特に重要になってくるのが、業務を効率化してくれる応対や問合せ履歴を管理する補助的な機能です。
代表的な機能として下記の機能などをチェックしてみてください。

a.更新履歴が確認できる
お届け日や周期、お客様のお届け情報の変更など登録情報の更新履歴が確認できると、誤操作があったときの修正や、誤操作の確認と復習に利用でき大変便利です。

また新入社員は履歴が残るという安心感があれば誤操作に臆することなくどんどん経験を積めます。
結果として操作の習得が早くなることでしょう。

先輩社員も結果の前後比較を見ることができれば新入社員の画面の後ろに付きっきりで確認するという必要は無くなります。

b.お問い合わせ内容や進捗状況が共有
お客様からのお問い合わせ内容や、往復の発生する進捗状況が一覧で管理ができると共同作業が捗ります。
社員が増えれば増えるほど、誰がどの問い合わせにどんな対応をしているかの把握が難しくなっていきますので、全員が同じ管理画面からお問い合わせ状況を確認ができると応対の引継ぎもスムーズになり、お客様からの満足度も上がることでしょう。

c.同梱できる注文の検索
単品通販企業の成長にはクロス商品の販売が欠かせませんが、注文商品が複数口になると管理は複雑になります。

お届け希望日が同日にも関わらず、梱包が2個口になったのではお客様の受取や段ボールの破棄に手間がかかるもの。お届け日の近い商品は同梱してお届けを行う方がお客様の受取も便利になります。
お客様の管理番号や注文から同梱可能な注文が検索できる機能があると便利です。

また2個口の注文が1個口になるということは配送費の削減にもなりますので、単品通販企業にとってもコストの面からお得です!

まとめ:機能を使いこなせないと、意味がありません!

 

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最後に重要な点をお伝えします。
どんなに優れた機能が実装されていても、カートシステムを使いこなせなければ意味がありません。
なので、各カートシステムのサポート体制もしっかりとチェックをしましょう。

特に、始めてネットショップを立ち上げるという方は、メールサポートだけでなく、電話サポート・個別相談やセミナーなど対面サポートを受けられるのか?というのもお見逃しなく確認ください。

 

 

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