2018/04/03

「リピロジ」から「クラウドロジ 」へ!変更理由と今後の展望を公開

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皆さんご存知の「リピロジ」が2018年3月15日(木)から「クラウドロジ」に名称変更となりました。とはいえ、なぜ名称変更に至ったのか、「クラウドロジ 」変更によりどのようなシステムの変化があるのか、また変更することでお客様にどのようなメリットがあるのか、はまだ謎に包まれたままなのではないでしょうか?

今日はそんな疑問を、定期通販ラボ編集長の大塚が「クラウドロジ」の開発責任者のスタークス株式会社の景利に聞いてきました!

 「クラウドロジ 」へ名称変更した理由

大塚:早速ですが、「リピロジ」から「クラウドロジ」へ変更した経緯やいきさつから教えて頂けますか。

景利:これまで「リピロジ」では、リピート通販の健康食品や化粧品の企業さんに対して発送代行サービスを展開してきました。しかし、今後スタークスが提供したい本来の価値は、安定的に物をお届けできるプラットフォームになります。

そういった意味では、健康食品や化粧品以外のお客様にも提供をしていきたいと思っています。その定義付けとして、スタークスが描いている正しいものが何かというと物流のクラウド化。誰でも簡単に素早く立ち上げて、高品質を安価で提供できるという事で「クラウドロジ」へ名称変更を行いました。

大塚:リピート通販の「リピロジ」から物流全体に変わるため「クラウドロジ」への変更という認識で良いのかな?

景利:そうですね。そもそものコンセプトが「リピロジ」の場合は1to1のマーケティングでした。「クラウドロジ」ではその部分を踏まえつつ、クラウド化というコンセプトで作っています。

大塚:「リピロジ」でも、ITやテクノロジーを出していたと思うんだけど、その中での違いはどのような部分になりますか?

景利:本当の意味でのクラウド化は「リピロジ」では、まだ出来ていませんでした。

例えば「リピロジ」では、倉庫を選んで使わなければいけないという意識がありました。しかし「クラウドロジ」の場合は、倉庫を選ぶという概念はなく「クラウドロジ」の提携先14拠点(2018年4月現在)の中から最適な倉庫を選択し、発送できる仕組みになっています。そういったことから、商品を私達に預けて頂くことで、どの倉庫でも発送できるという本当の意味での発送代行のクラウド化を実現しています。

 拠点分散は各倉庫の強みを抽出できる

大塚:お客さん側が今までは倉庫を選択して決めていた。それが「クラウドロジ」になると、お客さんは1カ所に集めるだけでスタークス側が拠点を分散してくれる。その構想はいつから考えていたのでしょうか?

景利:ずっと思い続けていた所ではあります。思い続けてはいましたが、まずはリピート通販をしっかりとやらなければいけないと思っていました。

そしてその中で、クラウド化する事のメリットがたくさんあることに気づいたんです。

その1つに、細かい作業や普段とは違う対応をしたいという要望にも柔軟に、そして元々の品質を変えずに応えることができると思っています。

例えば、Aという倉庫ではシュリンクが出来ない。こういった時、従来ならばご要望をお断りせざるを得ませんでした。

しかし、クラウドロジの場合は違います。Aという倉庫ではシュリンクができないけれど、他のクラウドロジの提携先のBという倉庫では、シュリンクが出来ます。だからBの倉庫でシュリンクして発送をするという事ができるのです。

ギフト対応もまさしくそうだと思いますし、冷凍や冷蔵の案件もそうだと思います。1つの倉庫では出来ない。でも複数の倉庫であれば出来ることは沢山あると思うので、そのような全体で取り組めることをやりたいという想いはずっとありました。

大塚:これまではスタークスが請け負って、通販企業さんとも話しながら倉庫を割り振っていた。それが「クラウドロジ」になることによって、通販企業さんの手間や労力も軽減されそうですね。

景利:通販企業さんの手間や労力は削減されると思っています。まだ最終的な形ではありませんが、クラウド化と謳っている以上は物流の立ち上げにかかっていた期間や時間自体をどれだけ短く出来るかをチャレンジしたいと思っています。

倉庫側は倉庫側で、今まで1社毎に把握をしながら全て作業をしていました。それを把握せずにでも効率的に立ち上げ出来るような情報共有の仕組やプラットフォームを作っていけたら良いなと考えています。

同梱物のABテストによる効果測定も可能に!

大塚:それは何かキッカケや変化などがあって、クラウド化に向けて動く必要性が出てきたということですか?

景利:キッカケはリピート通販だけでは終わらせないと思っていましたので、そこが実現に向けて動き始めたという所だと思います。

大塚:「リピロジ」で実現できた部分と実現しきれなかった部分。また「クラウドロジ」で実現していきたい想いとしてはどうでしょうか。

景利:まず実現できた部分は1to1マーケティングの部分は出来ました。しかし、「通販物流をコストセンターからプロフィットセンターにする」という想いがあったものの、その証明をすることはできませんでした。

それは正確には「出来なかった」ではなくて、やる順番が遅かった。優先順位の話だと思っています。僕は物流の1to1マーケティングは凄く価値のある部分だと思っているので、これからもやり続けたいと思っています。次の「クラウドロジ」でも物流で1to1マーケティングは出来るようにしたうえでプロフィットセンターへの証明をしていきたいと思いますね。

大塚:順番という話で言うと「リピロジ」の優先順位として高かったのはどの部分になりますか?

景利:まずはコストの部分や、「リピロジ」に必要なクラウド化においてやるべき機能の開発は優先順位の高いものがあったので、その2つの優先順位を高くしたという事になります。

「リピロジ」の段階ではコストからプロフィットセンターへ証明をしようと思った時に、プロフィットセンターがどのような状態なのかの定義付けやそのための数値化が出来ていませんでした。数値化するためには、やらなければいけない事が沢山あります。数値化するために技術的にも難しい所がありました。

あと、これまでの「リピロジ」は入ってきたデータに対して処理は出来ますが、そこに顧客データベースがありませんでした。

今の「クラウドロジ」は顧客データベースがあって、そのうえで同梱施策や販促施策を打つことができるので、基幹システムに依存せずに「クラウドロジ」の中で様々なマーケティングシステムが出来るのは大きく変わった部分だと思います。

その中の1つとして今はABテストが出来て、その結果どのチラシが「費用対効果が良かったのか」「目的達成に向けて良かったのか」というのは分析も出来るようになっているので、ぜひ使って頂きたいなと思いますね。

 複数拠点による「大変」「面倒臭い」が無くなります

大塚:全国で拠点となっている提携倉庫先については、現在の拠点数や拠点分散をすることでのお客さんはどのようになりますか

景利:提携倉庫は14拠点(2018年4月現在)ですが、これからも倉庫の拠点は増やしていきたいと思っています。長期的にインフラを作っていきたいと思っていて、短期的に見れば大変かもしれません。でも、だからこそお客様に還元できる部分は多いと思っています。

僕は全ての企業様が拠点分散はした方が良いと思っているんです。
でもこれまでの概念が影響して、

・委託する倉庫は1つ
・そしてその倉庫をディレクションするのは面倒くさい
・複数持つのはもっと面倒くさい

という考えがあり、拠点分散そのものへのハードルが高いのかなと思います。

そこをスタークスが代わりにディレクションをすることでお客様もメリットを享受できます。我々としては素晴らしいプラットフォームを作れることになるので、それをやりたいと思っています。

大塚:具体的にはどういう事だろう?

景利: 例えばAさんというお客さんの注文をキャンセルしなければならない状態になったとします。その場合、通常ならばAさんの注文がどの倉庫から発送されているのかを事前に把握したうえで、キャンセル依頼をしなければいけないですよね。

当たり前ですが、これではクラウド化とは言えません。我々がやりたいのは、通販企業さんがどの倉庫を使っているのかを把握していなくても、キャンセル依頼をすれば、Aさんのキャンセルは我々の方であとはやっておきますよ、というものなのです。

クラウド化することで今後いろいろな事が享受できるようになります。ボタン一つで人々の可能性が変わるとも思っています。今まではずっと手作業でやっていたことが「クラウドロジ」を入れることで可能性が大きくなったりとか。今まで限られた範囲しか出来なかったことは、結局システム化されていなかったから出来なかっただけだと思うんです。

クラウド化やシステム化することで、お客さんの可能性を広げたりやりたいことが出来るようになったりは勿論のこと、倉庫側の作業のし易さにも繋がりますよね。

大塚:そうなるとシステム化やクラウド化によって配送費のメリットも出てきますか?

景利:もちろん配送費のメリットも出していきたいと思っていますね。配送費というか、物流コストは色々なコストがあります。それこそ配送コストもあれば、作業コストや資材コストもあるし保管コストもあります。

それぞれのコストの中での最適化を図っていかなければいけないと思っているので、様々なコストの最適化をしていきながら提供できるようになるのが「クラウドロジ」だと思っています。

 総括

「クラウドロジ 」への変更は全体のコンセプト変更によるものでした。これまで「リピロジ」では出来ていなかったプラットフォームを構築したり、プロフィットセンターへの取り組みなどがこれから追加されていきます。

コンセプトの変更も全てはお客様の手間を減らし、物流からも成果を上げて頂くこと。同時に倉庫側にも作業効率を上げて無駄な労力を無くすこと。これからも「リピロジ」の良い面をしっかりと残しながら「クラウドロジ」で更なる進化をしていきますので、今後とも宜しくお願い致します。

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