後払い決済はインターネットショッピングの人気の決済手法ですが「後払い同梱」という手法はご存知ですか?本日はお客様をガッカリさせない「後払い同梱」についてご説明致します。
後払いは若年層からの支持率が高い!
インターネットショッピングでの購入で皆さんはどのような支払方法を選択されますか?
よくある決済ですと、
・クレジットカード
・代引き
・後払い
・銀行振込
・コンビニ決済
・モバイル決済
など様々な手法などの決済があります。
最近は、EC市場の伸びにより、決済ニーズも大きく変わりつつあり、今後様々な決済手法が出てくると思います。
昔からある決済で「後払い決済」がありますが、最近は、インターネットの普及、若年層のインターネット購入などが増え、非常に伸びてきました。
また、後払い決済の最大リスクである債権未回収リスクを代行してくれる会社が増え、後払いを促進する企業様も増え、シェアが非常に伸びてきました。
後払い人気を裏付ける弊社調査データを公開
弊社のデータでも、
・クレジットカード:26%
・代引き:3%
・後払い:71%
(データ元:リピロジサービス提供企業、N=500万件)
リピロジサービスURL:ripilogi.com
と後払いシェアが非常に伸びていることがわかります。
ここで後払い決済の中でも「配送」部分に着目をしてみると、
A.後払い振込用紙が商品と一緒に送られてくるケース
B.後払い振込用紙が商品と別で送られてくるケース
があります。
そして「B.後払い振込用紙が商品と別で送られてくるケース 」こちらが時にクレームに繋がる問題に発展します。ここで私が体験した事例をお話致します。
後払いで消費者をガッカリさせる“よくある事例”
ちょうど先日、靴をネットで購入した際に、後払い振込用紙が商品と別で送られてくる企業様でした。その時、商品が送られてくる前に、後払い用紙が届きました。
私もこの業界にいるので、商品が送られてくる前に、後払い用紙が届くことがある、という話は聞いていましたが、いざ自分が体験すると、
「 まだ商品が届いていないのに、請求書だけ、先に届いて早く支払えということ?」
というメッセージに見受けられ、違和感を感じました。
実はこの問題は、後払いサービスを使われているクライアント様からよくあるクレームとしてお伺いしておりました。
他にも後払いサービスの別送ですと、下記のような様々なデメリットがあります。
・請求書発行手数料が高い
・商品と一緒に送られてこない為、問合せが増える。
・後払いサービスを提供している会社からの請求書なので、不安
(お客様は後払いサービス会社名を知らない為)
対策は”商品と請求書の同梱”
その為、各通販企業様は、「後払いを別送から同梱へシフト」しているのですが、残念ながら、倉庫会社で後払い同梱することは少々嫌うケースが多いです。
理由は、昨今非常に厳しくなっている、個人情報の関係にあります。違ったお客様へ払込用紙を同梱してしまう可能性が非常に高まり、もし、本来送らなければいけない消費者と違う方へ払込用紙を送ってしまうと…クレームに繋がります、何よりも通販企業様の信頼が薄れ、退会される可能性もあるのです。
その為、物流会社もですが、通販企業様としても、後払い同梱を行なう為に倉庫会社が運営を行いやすい、システム化、を積極的に図っていく必要性があると考えております。