2016/07/06

物流の外注化で発生するオペレーションコストの削減・改善

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健康食品・化粧品の定期通販企業の多くは、物流を外部に委託していることが多く見られます。
物流を外部にお願いすることでのメリット・デメリットはそれぞれありますが、社内での発送と外部での発送で大きく異なるのは、「倉庫会社のオペレーションコスト」です。

物流の外注化を行うとコストメリットはありますが、オペレーションコストは上がってしまいます。
例えば、社内で行っている時は、発送の状況や梱包状況を把握することが出来る為、当日の発送キャンセルなどをスムーズに行えたり、ある特定のお客様には特別な同梱物を封入して欲しい、といった柔軟な対応も社内コミュニケーションのみで完結します。

しかし、外注化するとたった1つの指示をするのに物流窓口担当から現場担当に状況確認を行い、状況確認を行ったうえで作業指示をするなどの業務が発生します。
オペレーションコストを無視し続けると結局外注化することのメリットが非常に薄れてしまいます。

そこで今回は物流オペレーションコストを下げ、効率化する為の方法について書きます。

物流オペレーションコストを削減する方法

定期通販の物流はきめ細やかさ・スピードが求められる物流です。
そんな物流オペレーションを最適化する方法は、「システム」にあります。

従来の物流はIT化が遅れ、アナログで管理することが非常に多かった分野です。
しかし、アナログでの物流はきめ細やかさを求めても限界があり、関わる人が多い為、アナログではスピードが遅くなります。
しかしシステム化することでよりきめ細かい対応の実現が可能になり、モノに関わる情報を可視化することが出来る為、オペレーションコストを削減することが可能になります。

では、具体的にどういったことをシステム化する必要性があるのでしょうか?
システム化には主に3つの項目があります。

システム1:日々の出荷作業の内訳を可視化することで

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発送を外部に委託した際の不安は、「出荷指示/作業が見えないこと」ではないでしょうか?
物流の作業を時間通りに正しく行えているか、が見えないことで発生する不安を解消する為に、日々保管先の物流倉庫へ連絡を行う、ということは日常茶飯事ではないでしょうか。

そのオペレーションコストを削減する為には出荷指示/作業を可視化することが大切です。
全ての作業を可視化することで当日注文のキャンセルや注文情報の変更などをリアルタイムで行い、情報が変更されると倉庫会社へ自動的に連絡を行うことが可能になります。

また、出荷指示の内容(同梱物の封入情報、順番)などを見ることで施策漏れなどを防ぐことが可能になり、システム化することで不安の解消・オペレーションコストの削減が可能になります。

システム2:同梱物の指示を可視化することで

次に同梱物、封入チラシについてです。

定期通販モデルを展開する会社にとって同梱物は非常に大きな施策の1つです。

理由は商品開梱に封入することで100%に近い開封率を目指すことが出来るからです。
施策を顧客毎に細かくすることでLTVの向上を目指すことは出来るのですが、施策を細かくすることで現場オペレーションが追いつかず、実行する為に考えた施策も結局水の泡になってしまいます。

また、アナログ化によって、同梱物の変更に1週間や2週間と時間が必要になってしまい、期間限定のキャンペーンなどが上手く実行できないことが多々あります。

しかし、物流のシステム化を行うことで、リアルタイムで同梱物の変更が可能になり、細かい施策をシステムによって管理、指示を行うため、ミスなくお客様に対して正しく施策を打つことが可能になります。
施策を正しく実行してもらうマネジメントは非常にオペレーション負荷がかかる為、システム化することでオペレーションコストの削減をぜひ一度実行してみてください。

システム3:全ての連絡をシステム内にすることで

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最後に全体的な情報共有になります。

物流は通販においては最も川下にあり、全ての情報の最終地点になる為、非常にコミュニケーション量が多く発生します。
また1対1でのコミュニケーションではなく、非常に多くの人が物流情報を必要とし、操作することがあります。
その中でのアナログ物流だと情報が乱雑するのと同時に情報のムラ、ムダ、が発生することが多々あります。

そこで、システム化を行うことで情報を全員に常に共有することができ、情報のムラ、ムダな連携がなくなります。

例えば、返品報告などもシステム化することで、現場から直接情報が入ってくる為、スムーズに作業を行うこともでき、コールセンターへのリアルタイム連携も可能になります。
そうすることでよりスピーディーに顧客に対してアクションをおこすことが可能になります。

まとめ

最後に、物流はコストセンターとして捉えられ、コスト(費用)だけを見る企業が非常に多いですが、実はその他にも様々なコストがかかっています。
ぜひ全体的なオペレーションも把握したうえで、システム化を行い、物流の最適化を図って下さい。

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