2016/08/03

リピート通販の物流マネジメント:ロット管理とは?

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通販物流を支援して、約200社以上の物流現場構築に携わっているのですが、物流管理方法が企業様毎で様々あります。

もちろん、企業のフェーズなどによって、通販物流をどのように商品管理するかの方法は変わっていきます。
そこで、今回はフェーズに関係なく実践した方が良いけれども出来ていない企業様の多い「ロット管理」について書きたいと思います。

ロット管理とは?

はじめに「ロット管理」をご存知ではない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明をしますと、商品の製造過程における、同一条件(同じラインや同じ原料)で製造した製品の「組」をロットといいます。
ロット管理を行う理由や行い方について書きます。

ロット管理を行う理由

ロット管理を行うことによるメリットは同じ商品でも違ったラインや原料で製造されると商品性能に微妙な違いが発生する可能性があります。
その違いによって問題が発生すると、対象商品をお使い頂いた消費者への対応、対象商品の回収を行う必要があります。

そんなときロットをトレーサビリティできていれば…2つのメリットがあります。
(トレーサビリティとは:物品の流通経路を生産段階から最終消費段階もしくは破棄段階まで追跡が可能な状態)

1:金銭的被害が最小限で済む

ロット管理を行うことが出来ていれば、実際にその対象ロットのみを回収する事ができ、お客様対応の範囲を限定的に行うことができます。
その為、最小限の人員で対応が出来、損出も最小限で抑えることができます。

2:製造理由を追求することができる。

問題が発生したロットを特定することができると、製造工程や原料を確認し、問題発生原因を追求することが出来ます。
製品にロット番号などを記載している場合は、消費者からの問合せ時にロット番号を確認することが出来る為、原因追求を行えますが、多くの通販企業では製品にロット番号を記入していないことが非常に多いです。

その為、問合せがあった対象顧客の製品ロットを確認する仕組みを導入することで顧客の検索から対象のロットを特定することができ、問題点の改善を行うことができます。

…といったようにリスクを回避する為にぜひ実行してみてください。
ただ、全ての商品に対してロット管理を行うと管理が非常に大変になりますので、
特定の商品からのロット管理を始められることをオススメします。

では、どのように始めていければ良いのか?について…

ロット管理を行う為には?

ロット管理を行う為のポイントは、大きく2つあります。

1:「システム」
2:「倉庫対応」  です。

1:システム

ー物品の流通経路を生産段階から最終消費段階まで追跡を行う為には、システムを導入する必要があります。
どの消費者にどの商品ロットをお送りしたのか、破損になったのか、を最終段階まで追跡を行う必要性がある為です。

注文に対してロット番号を紐付け、追跡を行う為には、システムの導入が必ず必要になります。

2:倉庫対応

ー倉庫対応ですが、システムで指示を行ったとしても現場作業が正しく出来ていないと追跡を行うことができません。
その為、現場の対応を正しく行う必要があります。

その為には、
・システムを正しく使いこなす
・ロット毎によって保管場所を分ける
・ピッキングリストに表示
など様々なことを倉庫管理システムとして提供する必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょか?

文章にすると短く、簡単にも見えますが、ロット管理の実現には多数のメリットがある半面、導入時には多方面の調整が必要になります。

もし導入をご検討中の企業さまやご担当者様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合せください。
今回ご紹介し切れなかったお話や貴社と近しい事例についてもお話ができます。

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