「顧客対応、出荷準備、サイトデザイン、レポートまとめ…。」
ネットショップ運営者の業務領域は、広範囲に渡ります。
少ない時間で確実に売上アップ・コストダウンにつなげるためには、目の前の作業に没頭するだけではなく、たまには外に目を向けてセミナーへ参加してみることで思わぬ改善のヒントが見つかるものです。
今回はその理由についてお伝え致します。
目次
最新情報を知らずに損してませんか?
単品リピート通販企業の担当業務は、リピート率や客単価・LTVといった指標(KPI)の改善が主な仕事ですよね。
そのため、デスクに張り付き企画やサイトの改善、レポートの作成に取り組まれることが多いかと思います。
しかし、ネット業界の進歩は日進月歩…。
デスクに張り付き、一人でがむしゃらになっている間にも、ネット業界では新しい技術やアイデアやトレンドが生まれています。
本来は、こういった新しいツールや情報をうまく取り入れることで、早いスピードで売上アップやリピート率・LTVといった重要指標(KPI)の設定や改善に役立つケースは少なくありませんが、ネットショップ運営者は多忙につき、最新情報を入手するのも簡単ではありません。
実際、私達が訪問する企業様の場合、最新ツールをご存知でないケースが多いです。
そこで、売上や重要指標の改善につながるような情報収集の方法についてご紹介します。
① セミナーや勉強会で最新のトレンドをCHECK!
ネットショップの成功に情報収集は欠かせません!
一年前まではできなかった施策やテクニックが、今日では技術の進歩によって行えるようになっている。
そんな事があり得るのがネットショップ業界の面白いところでもあります!
ただ。その分勉強も必要になります。
ネットショップによっては月に数回、必ずセミナーや勉強会に参加するというルールを設定しているところも多く見受けられます。
② 懇親会やワークショップでリピート率や指標を確認
ネットショップでは「商材」や「ターゲット顧客の年代」が異なると、リピート率などの重要指標が変わります。
なので、なかなかGoogleで調べても専門書籍にも平均的なリピート率やLTVといった数字や指標の事例が記載されていないことが多いです。
そこで、同業種の方と交流が持てる機会こそが、情報収集のチャンスです。
同業種との情報交換により他社の事情を知ることはリピート率や指標の改善ヒントになるはずです。
③ 他企業担当者との交流で刺激とヒントを!
同じ業務を行う人が社内におらず、一人で困難と闘うことが多いのもネットショップ担当の過酷な点ではないでしょうか!?
悩みを理解しあえる仲間がいることは心強いものです。
また相談することで相談相手の考えや経験、もしくは対策などを教えてもらえることもあるかもしれません。
セミナー情報を探す暇もない!という方におすすめのツールを紹介
とはいえ、そもそも忙しいネットショップ担当の方の問題点は「意中のセミナーや勉強会を探す」という行為にかける時間が無いことではないでしょうか?
そこで今回は狙ったセミナー情報を効率的に仕入れるための無料のツールをご紹介致します。この方法を使えば情報が自動的にメールで届きます!
・Googleアラートで調べたい情報をPUSH通知で受け取る!
(※グーグルアカウントが必要です、事前にご取得ください)
1)グーグルアラートのページを開く
https://www.google.co.jp/alerts
↓
2)調べたい情報を検索窓に打ち込む
セミナー参加による情報収集が目的なので検索窓に打ち込む情報は、下記のようなキーワードが考えられます。
「行き詰った施策 + セミナー」
例(「アフィリエイト +セミナー」
「講師名 + セミナー」
「ベンチマーク企業名 +セミナー」
「業種名 +セミナー」
上記のようなキーワード情報を登録しておくと、意中の情報が自身のグーグルアカウント上のメール(Gmail)に届きます。
3)オプション表示の設定方法
最初は頻度を「1日1回」で設定します。理由は欲しい情報が届くようになるまでキーワードを調整したいからです。
今回の場合であれば最初の設定で情報が多すぎたりするようであれば、キーワードにさらに「ネットショップ」という用語を足すことで情報を絞り込めるはずです。
キーワードの調整がハマってきたと感じた段階になれば「週1回」を選択すると情報を集める手間を短縮化できます。
セミナー開催のお知らせは2週間以上先の場合が多いので「週1回」で十分なケースが多いです。
4)配信時間の設定
キーワード設定後、歯車マークから情報を受け取る時間が設定できます。
この設定のおススメは出社時間の少し前です。
出社時間の少し前を設定することで出社時のメールチェック時にセミナー開催情報も得られる流れが作れます。
Point
Googleアラートはセミナー開催のような「応募の開始と終了」といった期限がある情報の収集に優れていますが、使いこなしていくうちにいろいろな活用イメージが沸いてくるはずです。
「ベンチマーク企業名+新商品」や「「ベンチマーク企業名+キャンペーン」といったキーワードを設定しておけば都度ベンチマーク企業のホームページを訪問する手間も省けます。
まとめ:情報収集が一年後の業績を左右する!
ネット業界は変化が早いので、新しい情報や技術の習得、そして体験や経験を持った人の意見はとても貴重です。
目の前のタスクの実行も重要ですが、「緊急ではないが重要な活動」にどれだけの時間を割けるかは将来の備えにもつながります。思いつめた時、忙しい時こそ外にヒントを求めて出かけてみてはいかがでしょうか?
なお、たまごリピートでは、『たまごリピートワークショップ』という導入企業同士の交流会も行っています。
大人気企画ですので、いつでも入れるわけではありませんが、お気軽にご相談下さい!