2016/06/09

一番やさしいコンバージョンタグの仕組み

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  競合商品の多い化粧品や健康食品のネットショップでは、リスティング広告(PPC広告)・アフィリエイト広告、その他ソーシャルメディアとしてFacebookなどのSNSや自社ブログ等を複合的に活用したプロモーションが欠かせません。

そして様々なプロモーションを実施した際に必要なのが「どの施策が効果あったのか」といった効果を知ることです。そのために多くのネットショップでは効果を測るために「コンバージョンタグ」という計測用のタグを購入完了ページに設置しております。

そこで本記事ではネットショップの効果測定に欠かせない「コンバージョンタグ」の仕組みについて、WEBに詳しくない担当者様に向けて伝わるよう、図解も使いながら解説して参ります

そもそもコンバージョンタグとは?

プロモーション広告などの効果測定を行う際に必ずと言っていいほど耳にする「コンバージョンタグ」。
果たして「コンバージョンタグって何のこと?」という方もいらっしゃる方と思います。

コンバージョンタグとは、入数や申込数といった、成約数(コンバージョン数)の計測をするために、貼り付ける設置タグ をまとめて読んでおります

この設置タグの表示回数をWEB解析用のツールが計測することで、購入数や成約数(コンバージョン数)を解析ツールが正確に把握することができるようになります。

タグの設置場所は「購入完了ページ」

conversion-tag11

WEBでの広告効果測定する際には必ず商品購入時の最後に表示されるページ「購入完了ぺ―ジ(サンキューページとも呼ぶ」に、コンバージョンタグを設置しなければなりません。

また複数プロモーションを実施されている企業様では、各プロモーションごとに発行された計測用のコンバージョンタグを購入完了ページに設置しなければ広告効果が図ることができません。

広告は出稿するだけではなく、測定用のタグも設置しなければ効果の計測ができないので、コンバージョンタグの設置や計測の確認作業に手間に感じて、広告戦略を広げられない企業様もございます。

「どの広告からの効果か?」を教えてくれる賢い機能!

ネットショップを立ち上げたら、まず見込み顧客や既存顧客をWEBサイト(ランディングページ)に集客しなければなりません。 ではWEBサイトにおける集客とはどのような手法があるでしょうか?

■単品リピート通販における主なネット広告
・純広告
・リスティング広告
・ディスプレイ広告
・アフィリエイト広告
・FacebookなどのSNS広告

■内部施策
・SEO対策
・メルマガ配信
・キャンペーンの実施

などが考えられます。 また上記の施策をうまく繋ぎ合わせることでより高い集客効果が得られ、新規獲得が増加し、その効果を分析することでより一層集客効果が高まります。

ただ、ここでの問題は複数の施策を運用すると「どの広告が一番効果があったか、分からない!」ということがあるのではないでしょうか?

広告の世界ではマーケティングにおける先駆者と呼ばれるアメリカの百貨店経営者 ジョン・ワナメイカーの残した名言「広告に使っているお金の半分は無駄になっている。問題は、どちらの半分かが分からないことだ」という名言が100年以上前に残されています。

しかし時代が変わり、現代のネットショップの世界では、データ分析の精度が上がってきたことで

「どの広告をクリックしてきたか」
「成果に至った広告はどれか」
といった顧客の“あしあと”がすべて解析用のツールとコンバージョンタグのおかげでデータが取得できるようになっています。つまり「無駄の半分」が判別できるようになりました。

広告効果 計測の仕組み(全体図あり)

ネットショップの広告効果の計測には、送り手側となる①出稿先の広告側と、受け手となる②ネットショップ側の購入完了ページに広告効果を計測するための「仕掛け=コンバージョンタグ」を入れることで、どこから来て成果につながったか、を計測しております。全体図は下記をご参照ください。

画像をクリックすると施策説明が拡大表示されます。

また仕掛けの名称は送り手側と受け手側で下記のような呼び方が一般的です。 ・送り手側(出稿先の広告)…パラメーター、識別子、入稿用アドレスなど ・受け手側(ネットショップ)…コンバージョンタグ、計測タグ しかし現場では使い分けをされることは稀で、まとめて「コンバージョンタグ入れた?」という具合で話が進みます。 戸惑わないためにも「コンバージョンタグ」と言われたらその中には「送り手側」と「受け手側」がある、ということは覚えておくと良いでしょう。 (本記事内でもこの後はコンバージョンタグという言葉で進めていきます)

計測タグのサンプルを紹介!(サンプルタグ掲載中)

次にコンバージョンタグのサンプルをご紹介致します。 ・送り手側(出稿先の広告) 送り手側のコンバージョンタグはメルマガのアドレスを見ていると直ぐに見つかるはずです。ショップのドメイン+ながーい英数字の羅列が入っていたらこれがパラメータ―です。

例:http://ショップのドメイン?ad_code=test&yyyymmdd

※赤文字の箇所です。

後半の部分に数字をいれて入稿日や広告管理番号で判別しているケースを多く見かけます。

対して受け手側(ネットショップ) のコンバージョンタグは目で見える箇所にはありません。見つける場合はWEBページを構成するHTML内を直接見ると記述がされています。

例: <script>// <![CDATA[ var arg = new Object; var pair=location.search.substring(1).split(‘&’); for(i=0;pair[i];i++) { var kv = pair[i].split(‘=’); arg[kv[0]]=kv[1]; } document.write(“<img src=’http://ショップのドメイン/shop/set_adcode?ad_code=”+arg[“ad_code”]+”‘ width=’1′ height=’1’ >”); // ]]></script>

このような仕掛けを設定することでWEBサイトでの広告は効果を測定することが可能になっています。

問題点は「設定と管理が大変・・・」

広告やWEB担当の方であればここまでの説明でご理解をいただけるかもしれませんが、「仕組みが複雑だ」という意見をよく聞きます。 タグの設定ができず広告が打ないというのでは集客も増えません。 また繁盛店ほど同時期に複数の広告媒体に出稿しているケースが多いので管理も複雑化します。 コンバージョンタグを入れても、後で広告効果の振り返りが出来ないような状態では設定の意味はありません。

対策は「タグマネージャー」の導入(図解付き)

そこで多くのカートシステムでは、コンバージョンタグの設置や管理を簡略化できる管理機能として「タグマネージャー」というツールを導入しています。 ・タグマネージャーの仕組み 従来の管理方法は「1ページ毎にコンバージョンタグを都度貼る」ため、新しい広告関連ツールを導入した際には毎回WEBサイトにコンバージョンタグを新しく貼りつける作業が発生します。

対してタグマネージャーでは、予めタグマネージャー読み込み用の1つのタグを全ページに設置しておくことで、以後は毎回タグマネージャーが読み込まれているので、タグマネージャーの管理項目の中に新しいタグを1つ設置するだけで済むため管理コストを大きく減らすことができます。

画像をクリックすると施策説明が拡大表示されます。

例:全100ページのネットショップを例とした作業負荷のケースとして

・従来のタグ管理方法→全100ページへタグを埋め込む作業が発生 ・タグマネージャーを利用→タグマネージャー内1項目へ埋め込めばOK また作業負荷が減るだけでなく、管理画面があるのでWEB担当以外でも慣れることで作業が可能です。 コンバージョンタグの設定作業をアウトソースしているネットショップであれば、コストの削減とスピード化にも貢献してくれるツールです。 その他、設定されているコンバージョンタグの確認も管理画面をみれば一目瞭然なので、人が増えた際の情報共有にも役立ちます。 広告施策の開始毎にエクセルに都度管理番号を記入する必要もありません。

タグマネージャーの種類や管理画面の一例を紹介

タグマネージャーはGoogle社とYahoo!社から出ている2つのツールが一般的です。 どちらも原則無料で高機能なツールを使うことができますが、唯一の注意点はサポート面です。 訪問や電話でのサポートは提供されておらず、ヘルプページや外部ブログ等を参考にしなければなりません。 高機能ですが専任WEB担当のいないネットショップでは導入や活用の前に運用の可否確認をしておきたいところです。 対策として広告代理店の担当者に相談してみるのも良いでしょう。 また機能は限定されますが、ネットショップのシステム内にタグマネージャーが備わっているケースもございます。 こちらはオンラインショップとの相性も良く、サポートも活用できるので備わっている場合は積極的に活用しましょう。 コンバージョンタグ3

まとめ:仕組みから理解できれば、管理も怖くない!

新しいマーケティング手法が次々に生み出されるネットショップの広告施策でも、毎回欠かせない作業が計測のためのコンバージョンタグの設置です。

この作業によって計測と管理の効率化によって以後の広告効果の分析は当然として、作業効率や情報共有に費やす時間が大きく変わってきます。

これからカートシステムを探されるネットショップはコンバージョンタグの設置に時間がかからないように、タグマネージャーの活用やシステムの有無もチェックしておきましょう。

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