2016/12/20

ランディングページ最適化の救世主 ヒートマップツール紹介

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ネットショップにとってランディングページの制作や改善はコンバージョンアップに欠かせない必須のマーケティング施策です。本日はヒートマップを利用した最適化の入り口と手軽に導入ができる無料のヒートマップツールをご紹介致します。

本記事を参考にしていただければ自社のネットショップのランディングページの課題、最適化の方向がみえてくるはずです。

初めに改善余地を知る

lpo-heatmap1

まずはじめに改善対象となるランディングページの現在のアクセス数やコンバージョン率を無料で導入できるGoogleアナリティクス等で必ずチェックしましょう。

その理由はランディングページの改善が重要とはいってもあまりにお客様が来ていないページ(月間数件程度)であった場合はランディングページの改善に費やすよりも、たとえば流入の改善などに時間を投資する方が効果が高いからです。

実施する施策にもよりますが、おおよその目安としてはコンバージョンレート(CVR)は2倍程度がランディングページ最適化のひとまずの目安なので、コンバージョンレートが倍増することで得られる投資対効果を参考に、施策にかける費用や時間を検討されるのがよいでしょう。

ここまでさらっと書いておりますが、コンバージョンレートが倍増すると広告費を変えずに売上が倍増する訳なので、特に広告費を沢山使っている企業であればあるほど影響力はとても大きいです。

数値の限界、同じページ内でもページ内の価値が異なる?

次に数値を確認し、実際の改善にはいってきたいのですが、実は数値は見ているだけでは判断の指標にはなりますが、「どこが悪いのか」「何をすれば良いのか」ということが細かく分からないのが、数値系の解析ツールだけを見ている際の弱点です。

特に気にするべきはページの数値とともに、ページにの中のどの位置で離脱(ページが去られている)が発生しているか、というページ内の中での出来事を可視化することです。

数値系ツールだけで改善案をきめるとつい下記のような施策の決定をしがちです。

「このページへのアクセスは多い」

「かつCVRが他LPと比較し低めなのでフォームの項目を減らしてみよう」

しかし、正確に中のページのどの部分で離脱が起きているか、といった事象を可視化できれば実は問題はフォームの項目部分よりも上部に起きていた。といったこともありえるのです。

下記の図がヒートマップで可視化けきる本来のページの価値の図解です。

<ヒートマップで可視化できる本来のページの価値>

lpo-heatmap2

そういったページ内で起きている問題を可視化し、改善施策の成功率を高めるためのツールがヒートマップツールの導入メリットです。

デメリットは有料のケースが多い&改善方法が不明

導入にメリットしかないヒートマップツールですが、デメリットは利用に際して有料のケースが多いことです。その他には改善手法が不明なあまり、つかいこなせないのではといった問題があります。

ランディングページの作り方や、ページ構成・ページデザインを紹介した書籍やブログは多いのですが、こういったツールのつかいこなし方は非常に少ない印象です。

こういった使いこなし方についてはツールベンダーのブログや無料プラン・無料期間中に利用してみることでツールベンダーからのメルマガやアドバイスなどが入るケースが多いのですが、実際にはなかなか導入に踏み切るまでの壁があるように感じます。

またツールベンダーには守秘義務がある関係で、ネットショップ側から類似の事例や成功例の提出を求められても、社名を出しての紹介ができないことなどが大きいと考えます。

こういった内部事情はネットショップは公表する機会がないですし、代理店やコンサル等の支援業者様にとってはノウハウなので表に出ることが少ないので、懇親会等で親しくなって情報交換をされることがおススメです。

尚、懇親会等への参加をおススメした記事でとしては下記の記事がございます、宜しければ合わせてご参照くださいませ。

・驚愕!?繁盛しているネットショップ 成功の秘訣

https://teiki-eclab.jp/etc/netshop-success

実際にツールを使ってみました

ということでこの後は弊社でも実際に使用してみた「無料から利用できるヒートマップツール」の一部をご紹介致します。

実は弊社でもセミナーへのご参加を募るページなどでランディングページのヒートマップ計測ツールをいくつか利用しております、その際に得た使用感などを下記にまとめております。

 

<4つの無料ヒートマップサービスの簡易機能比較一覧>

lpo-heatmap-list1

※画像をクリックしていただくと拡大表示になります。

※オレンジ色の箇所は特に優れた

下記により詳しい各サービスの内容をまとめました。

 

 

圧倒的に使いやすいUI <ptengine>

ptengine

https://www.ptengine.jp/

UIがシンプルで使いやすい!企業の担当者様いわく「数値を見れない人でも興味を持ちやすく、改善文化を根付かせることをコンセプトに開発された」というお話の通り非常に使いやすくおススメです。wordpressサイトのプラグインがあったり、定期的に活用セミナーを開催されていたりなどサポート面も頼もしいツールです。

 

チームでの共有が便利<MIERUCAヒートマップ>

mieru-ca

https://mieru-ca.com/heatmap/

こちらのツールは2016年10月のスタートと比較的後発ながら痒い所に手の届いた優良なサービスです。最大の魅力と感じたのはヒートマップの共有機能。

MIERUCAヒートマップではアドレスでの共有と画像の出力の両方に対応しています。この共有機能とは例えば上長に有料版の導入を交渉するためにレポートをつくったり、他部門の担当と定期的に検証する際のレポートづくりといった手間をかけずとも、アドレスだけで共有できるので確認する方も楽なのです。

また画像出力機能も設けているのでチームでの共有が便利でぐっと捗ります。

 

これ無料で使えるの?超高機能ツール<sitest>

sitest

https://sitest.jp/

ヒートマップだけでなく、Abテストや入力支援(EFO)機能の一部も使えるなどダントツの超高機能。デメリットは計測可能なPVが3000PV(タグ設置等のミッションをこなすと7,000PVまでアップ可能とのこと)までと少ないことと、レポートの共有機能がないこと(共有機能が無いと自分でキャプチャーソフトで都度画像を取得しないとなりません、またノートPCのモニタ―サイズでは大きなページの描画が不可能なのでデータを共有する使い方には向いていません)

高機能さと、ミニマム5万円からの導入を1人の権限で判断できる担当者様にはおススメできるツールです。

 

30万PVまで取得OK!ダントツの容量<User Heat

userheat

http://userheat.com/

USERHEATは他のサービスとの比較でダントツの計測容量30万PVを誇っております、このくらいの容量があるとランディングページだけでなく、オフィシャルサイトまでまるごと計測できるほどの十分な容量です。唯一の弱天は長いページの描画がNGなこと、私の確認した限りでは6,500pixel以上になると計測が途中で切れてしまい有料版である「User Insight」の推奨がされます。

ランディングページだと10,000pixelを超えるページデザインが多いと思うので少し悩ましい問題です。

自社の運用方法にあったものからお試しください。

いかがでしたでしょうか?

私自身もまだ自社の運用方法にあった最適な無料で使えるヒートマップツールの模索中につき、今回は現在の体験を踏まえたツールの紹介をして参りました。

どのツールにも一長一短があるので最終的には一度使われてみてご判断をされるのがおススメです。またどのベンダー様にもいえるのがサポートが素晴らしかったです。本来無料プランの利用はサポートの対象外というツールがほとんどでしたが、どの企業様も真剣に悩んでいる相談には数時間のうちに返答をくださったり、わざわざ調査をしてくださいました。

そういったサポート部門との相性も踏まえて導入ツールを選ばれるのもおススメです。

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